01マングローブ遊覧による平和・自然環境学習
- 時 間1.5時間(90分)
- 人 数8~40人
- ガイド参加者40名にガイド2名(※船長は含みません。)
カヤックイーズの「マングローブ遊覧による平和・自然環境学習」では、ボート遊覧にて比謝川河口に残る沖縄戦の遺構見学と、亜熱帯地域特有の希少なマングローブ林の生物・植物観察を通じ、沖縄の平和と自然環境の学習機会を提供します。
見学や観察といったインプットに留まらず、沖縄の自然や平和をテーマにしたワークショップも組み込むことで、生徒が自ら考え話し合う(共有する)機会をつくり、アウトプット(気づき)を促します。
ワークテーマには、比謝川においてリアルな地域課題となっている「外来種」を扱います。戦争によって一変した自然環境が回復しつつあるなか、私達人間の暮らしが地域の自然に与えるインパクトをしっかりと体験頂けるプログラムです。
プログラム開始からふりかえりまで
STEP1
ブリーフィング15分
生徒の安全確保と十分な学習成果を得るために、積極的なコミュニケーションを図ります。アイスブレイクなどを交えたガイドの自己紹介から、プログラムの目的・スケジュールの確認、ボート上で安全に過ごすための注意事項等をお伝えします。
STEP2
ボートでの遊覧 45分
ボートに乗船し、マングローブ林やいくつかの戦跡(沖縄戦での上陸地点や格納庫跡等)を見学頂きます。外来種駆除用に仕掛けている罠等も用いて、できるだけ現地で実際の生物を観察頂ける機会をつくります。
STEP3
ワークショップ 45分
室内にてスライド等を用いたレクチャーとグループワークを実施します。「外来種はなぜ増えたのか?」「どうして増えてはいけないのか?」「生物多様性とはなにか?」等、学校等のご希望もふまえ、適切な問いを立てて学びを深めます。
STEP4
ふりかえり 15分
学びを共有するためのふりかえりを実施します。沖縄で起きている平和や自然に関する様々な問題は、決して無関係ではないこと、生徒たち一人一人の暮らしにも何らかの関わりがあり、つながっていることへの気づきを促し、行動変容へと導きます。
※20人以上でお申し込みの場合は、2グループに分けて「STEP2ボートでの遊覧」と「STEP3ワークショップ」をローテーションにて実施する場合もございます(Aグループ:STEP2⇒STEP3、Bグループ:STEP3⇒STEP2)。
※天候や生徒の体調等によっては、ボートの乗船時間を調整させて頂く場合がございます。
参加者全員の写真をプレゼント
プログラムに参加した生徒の写真を担当ガイドが撮影しプレゼントします ! 写真データは、後日、CDに保存して学校に送付致します。